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Kusanagi プロビジョン済みサイトの削除方法

投稿日:2016年9月1日 更新日:

新しいテクノロジーなのかどこを探しても見つからなかったのでスクリプトメーカーに問合せをしたところこんな感じだそうです。

プロビジョニング済みのWordPressの削除方法ですが、現在では、御手数ですが、root権限にて以下の手順にしたがって配置されたファイル、およびデータベースの削除を行っていただく必要があります。

1. Webサーバ設定ファイルの削除
以下、4ファイルを削除します。
○ nginx 用設定ファイル
/etc/nginx/conf.d/{profile}_http.conf
/etc/nginx/conf.d/{profile}_ssl.conf

○ apache 用設定ファイル
/etc/httpd/conf.d/{profile}_http.conf
/etc/httpd/conf.d/{profile}_ssl.conf

○コマンド例
cd /etc/nginx/conf.d
rm {profile}_*
cd /etc/httpd/conf.d
rm {profile}_*
kusanagi restart

※ {profile} はprovisionコマンド実行時に指定した文字列
※ WordPressの表示を停止するのみであれば、この操作のみとなります。配置されたファイル等全てクリーンアップする場合は、2以降の手順も行なってください。

2. WordPresおよび関連ファイルの削除
/home/kusanagi 以下に配置された{profile}ディレクトリを削除する

○コマンド例
cd /home/kusanagi
rm -rf {profile}

3. hosts ファイルの修正
プロビジョニング時にFQDNが記述されるhostsファイルから、該当FQDNを削除する。

vi /etc/hosts

4. データベースの削除
データベースにrootユーザでログインし、プロビジョニング時に作成したデータベース、およびユーザーを駆除する。

○コマンド例
mysql -uroot -p
※ mysql のルートパスワード(init時に指定)を聞かれるので、入力してログイン

drop database {DB_NAME};

(確認 show databases;)

{DB_NAME} は、プロビジョニング時に入力したデータベース名

drop user ‘{USER_NAME}’@’localhost’;

(確認 SELECT user,host FROM mysql.user;)

{DB_NAME} は、プロビジョニング時に入力したデータベースのユーザー名

9/3追伸
次のファイルも残っていたので削除しました。

/etc/monit.d/{profile}_httpd.conf
/etc/monit.d/{profile}_nginx.conf

コマンド
rm -rf  /etc/monit.d/{profile}*

cronも残っていたので修正しました。(消した記述)

07 03 01 1-11/2 * /usr/bin/kusanagi update cert {profile}_html

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